Monday, April 12, 2010

IQ Light

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不思議な空間を作り上げるランプ IQ Light

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IQ light(アイキューライト)は四角形の部品をそれぞれ組み合わせて作る個性的なランプです。
それぞれ同じ形の部品を組み合わせていくことによって、色々な形やサイズのランプになります。

四角形の部品を何枚も何枚も組み合わせていくことによって作られる模様は、なんとも幻想的で、特に明かりをつけた時に放つ光は、その空間を不思議な世界へと変えてくれます。
ただ天井から吊るして飾るだけではなく、棚の上に置いたりまたは床に置いてみたりと、自分の好きな場所に飾ることができます。


↓上からつるすとこんな感じです*



IQ lightは デザイナーのHolger Strøm(ホルガー•ストーム)1972年にデザインされました。
彼は1970年前半期、ちょうどアイルランドにあるKilkenny Design Workshopsで働いていた頃、ひし形の多面体に興味を持ち始めたのが、IQ light考案のきっかけです。

パッキングデザイナーであった彼は、多面体にぴったりフィットするベストな部品を、段ボールのような厚紙や紙を使って試行錯誤したそうです。




ひし形の形は部品の基本的な形として使われるようになりました。



組み立て方はできるだけシンプルになるよう考えられ、ひし形部品のそれぞれの角には部品同士がひっかかるように設計されています。(ホック部分は全てカーブ状の形をしている)ただ、1つ2つ3つとホックに部品をひっかけていくだけでなのです。



IQ lightの部品はあの円形の形をうまく作るため に、段ボールの厚紙よりも曲げやすく、紙よりも強い性質の物でないといけなかった。また、電球が近くにあっても可能な素材を使う必要があったので、かなり素材にはこだわって選ばれたようです。



実験としてプラスティックシート(伸張性の ある)が一番適しているとして使われまし  た。一つの面を一方向に曲げると、他の面は びくともせず、ただそのままの形を維持する という結果になりました。



伸張性は対になる2つの方向に伸びるよう作られました。だから、お互いホックをひっかけることによってその部分は柔軟に曲がるかわりに、その他の2つの部分は形が変わらず固いままの状態を維持するのです。これは三寸法構造に重要な要素の一つなのです。
 

この順応性のある部品が作られたお かげで、それぞれ水平で伸張性のあ る部品が完成しました。少し空いた 隙間は、電球が直接外に出ていなく ても、そこからもれる光でよりいっ そう美しく輝くようになっていま  す。



※部品のサイズは、ランプの大きさやバリエーションの種類によって、全く変わります。






●THE DESIGNER●
Holger Strøm:60年後半、波状カードのパッケージ部門で働く。同時に、波状カードから作られる家具製品やおもちゃなどの展示システムもデザインしている。また、BOXデザイン用に、パラメトリックCADシステム開発の仕事も手がける。現在、妻と娘3人で自分のデザインスタジオを自宅に構え、デンマークに在住している。







素材: PVC sheet
カラー: ホワイト
直径: 12 in
値段: ¥4290






IQ Lightの電球とコードは、お近くのホームセンターまたはIKEAでお買い求め頂けます


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